2010年05月06日

「98歳でも恋はするのよ」初詩集4万部(読売新聞)

 「頑張らずに気楽にいくのがいいね」「夢は平等に見られるのよ」――。

 92歳で詩作を始めた宇都宮市の柴田トヨさん(98)の初めての詩集「くじけないで」。昨秋に出版されて以降、やさしい言葉で語りかけ、読む人に希望を与えてくれるとして人気を呼んでいる。「数百部売れれば大ヒット」と言われる自費出版だが、東京の出版社の目にとまり、既に4刷(計4万部)を数える異例のヒットとなっている。

 18年前に夫を亡くして一人暮らしのトヨさんは、腰を痛め、趣味の日本舞踊も踊れなくなった。希望を失いかけていた母親に「何か生きがいを」と詩作を勧めたのが、一人息子の健一さん(65)だった。

 夜寝る前、布団の中で思いを巡らせる。そばに鉛筆とノートを置いておき、いい言葉が思い浮かんだらノートに書きとめる。粗削りの作品を健一さんに読み聞かせ、2人で推敲(すいこう)を重ねる。

 詩集は昨年10月、自費出版した。夫との思い出、家族や介護、毎日の生活で感じたことなど全42編。詩集の題名にもなった「くじけないで」は、「私 つらいことがあったけれど 生きていてよかった あなたもくじけずに」と、読み手にエールを送る内容だ。

 「秘密」という詩では、「98歳でも恋はするのよ 夢だって見るの 雲にだって乗りたいわ」と書いた。訪問治療に来てくれた医師への秘めた思いを「告白」したものだという。

 今年3月、詩集を新装刊行した「飛鳥新社」によると、高齢者を中心に「一語一語が心にしみわたる」などの感想が寄せられている。

 周囲が自分の詩を楽しみにしていることが創作意欲を支えている。「病院の看護師さんが自分の詩を読んでくれていて、涙が出るほどうれしかった」という。

 6月に白寿を迎えるトヨさん。「本当に詩に助けられてきた。これからも何気ない思いをノートにつづっていきたい」と、意欲的だ。

 「くじけないで」(B6判、109ページ)は、税別952円。

【私も言いたい】高校無償化 「法律は修正すべきだ」8割(産経新聞)
国内最高齢114歳、沖縄の女性死亡(読売新聞)
元LOFT社長 安森健氏に聞く「なぜ、今雑貨ブーム?」(産経新聞)
<雑記帳>吉幾三さんがふるさと親善大使に 青森・西目屋村(毎日新聞)
<核拡散防止条約>長崎被爆者が出発 米で再検討会議に参加(毎日新聞)
posted by カマクラ ヨウイチ at 10:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。